どんなに清廉潔白な人でも、よく調べれば必ず欠点や弱味というものがあるということ。...
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あたらしきたたみもうてばちりがたつ【新しき畳も打てば塵が立つ】
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あたらぬがあるゆえふぐのこわさかな【あたらぬがある故ふぐの怖さかな】
川柳。ふぐを食べていつも当たるのであれば、いくら美味い食べ物であっても、誰も食べ...
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あたらぬものはゆめにちょぼいち【当たらぬものは夢にチョボ一】
夢はめったに正夢にならず、チョボイチ(サイコロ賭博の一種)もめったに儲からない、...
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あたりきしゃりきあんまのしり【当たりキ車力按摩の尻】
当たりキ車力按摩の尻(あたりきしゃりきあんまのしり):【意味】あたりまえ、の洒落...
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あたるもはっけあたらぬもはっけ【当たるも八卦当たらぬも八卦】
占いは当たるときもあれば外れる時もある(百発百中ということはありえない)というこ...
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あだをむくうにおんをもってす【仇を報うに恩を以てす】
「老子」にある言葉「怨みに報いるに徳を以てす」より。恨んで当然の相手を恨まず、か...
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あちらたてればこちらがたたず、りょうほうたてればみがたたぬ、くしゃくにけんにとがいちまい【あちら立てればこちらが立たず、両方立てれば身が立たぬ、九尺二間に戸が一枚】
「右をたてれば左が立たぬ、両方立てれば身が立たぬ」ともいう。片方に良いようにすれ...
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あついさむいもひがんまで【暑い寒いも彼岸まで】
「暑さ寒さも彼岸まで」。春と秋の彼岸ごろに、それぞれ寒さと暑さが収まって気候がよ...
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あつかわな【鉄面皮な】
【意味】「〜やつ」といえば、面の皮が厚い、ふてぶてしくあつかましい奴のこと。(落...
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あつさをさけ、さむさをさけるからさけ【暑さを避け、寒さを避けるから「酒(さけ)」】
「病を避け」に続く文句でもある。暑さしのぎ、寒さしのぎの役に立つ結構なものだから...
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あてこととふんどしはむこうからはずれる【当て事とふんどしは向こうから外れる】
「当て事」は予想(期待)して当て(頼み)にすること。「ふんどし」の「向こう」は前...
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ありのおもいもてんまで【蟻の思いも天まで】
どんなに弱くてちっぽけな者でも、その思いは一心になれば必ず天に通じる。(佐倉宗五...
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あるじ(しゅう)おもいのしゅうだおし【主思いの主倒し】
主人思いの行動が過ぎて、かえって主人に迷惑を及ぼすこと。(寛永三馬術「空け者めが...
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あるときばらいのさいそくなし【有る時払いの催促なし】
無期限、無催促を条件に金を貸すこと。(加賀騒動「そこで有る時拂ひの催促なしといふ...
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あるようでないのがかね、ないようであるのがしゃっきん【あるようでないのが金、ないようであるのが借金】
金持に見える人ほど案外金はなく、借金などなさそうなひとに限って負債をしょっている...
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あわせものははなれもの【合わせ物は離れ物】
「合わせ物なら離れ物」とも。くっつけ合わせたものは、いずれ離れるものである。元々...
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あわをくってしゅっせしたのはぼらばかり【泡を食って出世したのは鯔ばかり】
【意味】慌て者で出世する者はない。泡を食って出世したのは(出世魚の)ボラくらいな...
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あんけらそう【あんけらそう】
(武士、武家奉公の者を)「この馬鹿野郎」と相手を罵って呼ぶときのきまり文句。「安...
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あんじょうひとなくあんかにうまなく【鞍上人なく鞍下に馬なく】
「鞍上人なく鞍下馬を見ず」とも。見事な乗馬ぶりを表す慣用表現。馬を見ればあたかも...
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あんずるよりうむがやすし【案ずるより産むがやすし】
「思ったより産むが安い」(大岡政談お花友次郎:「思つたよりも産むが安いてえなあこ...
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