隠れて法を犯す者には天罰が下るものであり、あからさまに罪を犯す者に対しては人がこ...
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あんにつみするものはてんこれをばっし、あきらかにつみするものはひとこれをばっす【暗に罪する者は天之を罰し、明かに罪する者は人之を罰す】
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あんにゃもんにゃ【あんにゃもんにゃ】
口論の際、相手のことを罵倒してこう呼ぶ。「なんじゃもんじゃ」(その地方にはみられ...
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あんやのつぶて【暗夜の礫】
「聖人も暗夜の礫は逃れぬ(避けられぬ)」などと用いる。不意打ち(闇討ち)を食うこ...
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あんよはじょうず、ころぶはおへた【あんよは上手、転ぶはお下手】
大人が、小さな子を歩かせる時に囃す歌の文句。(蘇生「『アイヨは上手、轉ぶはお下手...
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いあくのうちにはかりごとをめぐらし、かちをせんりのほかにけっする【帷幄の内に謀をめぐらし、勝を千里の外に決する】
「謀を帷幕のうちにめぐらし~」などともいう。「史記」より。漢の高祖(劉邦)の部下...
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いあってたけからず【威あって猛からず】
「勇にして撓まざる」と続く。「論語」より。外面的な威厳がありながらも、なおかつ内...
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いいうそはほうべん【いい嘘は方便】
「嘘も方便」。嘘は罪悪だが、場合によっては役立つこともあるということ。(御神酒徳...
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いいしょくにんはおいそれとしごとをしない【いい職人はおいそれと仕事をしない】
およそ、名人と言われるような腕のいい職人ほど、仕事にとりかかるのは遅いものである...
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いいだしべえ【言い出し兵衛】
「言い出しっぺ」のこと。最初にアイデアを出した人が自らその企画実行のリーダーにな...
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いえあれどかえりがたく、くにあれどはしりがたし【家あれど帰り難く、国あれど奔り難し】
故郷を裏切って他郷に来てしまったので、そこを追われると、もはや帰るべきところも、...
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いえにそうしんさんにんあるときはそのいえたおれず【家に争臣三人ある時はその家倒れず】
大名に「うるさ方」の家臣が三人いるようであれば、きっと殿様の心得違いを諫めるので...
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いえにねずみ、くににとうぞく【家に鼠、国に盗賊】
世の中には必ず泥棒や謀反人がいて、隙を狙っているので、備えあれば憂いはないという...
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いえをふがくのやすきにおさめる【家を富岳の泰きに治める】
御家が富士の山のように安泰で揺るがない様子。(安政三組盃「しかしお家の悪人を一掃...
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いかめしくみえてももろきあられかな【厳めしく見えても脆き霰かな】
川柳。江戸っ子の気性を言い表したもの。口は悪いが心の中に含むところはこれっぽっち...
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いきあいとうずればきのうのてきもきょうのみかた【意気相投ずれば昨日の敵も今日の味方】
敵対していた間柄でも、一旦和睦してお互いの心が分かるようになると、かえって強い連...
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いきうまのめをぬく【生き馬の目を抜く】
生きている馬の目を抜いてしまうほど、(都会は)油断がならぬ、ということ。(大岡政...
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いきがけのだちん【行きがけの駄賃】
「ゆきがけの~」とも読む。馬子が問屋などに荷を取りに行くついでに、他から依頼され...
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いきものにはえあり【生物には餌あり】
食えない食えないといっても、生き物には何かしら食うものはついて回るものだ、なんと...
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いくらかくら【いくらかくら】
「幾らか」(の金額)。「これはいくらかれはいくら」が語源であるともいう。(真景累...
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いけすかない【いけ好かない】
いけ好かない(いけすかない):【意味】本当に嫌い。(小金井小次郎「本當にいけ好か...
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