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Channel: 話芸きまり文句辞典 R
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いたごいちまいしたはじごく【板子一枚下は地獄】

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船乗り稼業は危険がつきものであるということ。(紀伊国屋文左衛門「乗る時から生きて...

いたずらにことをこのむはこれひっぷのゆう【徒らに事を好むは、これ匹夫の勇】

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やたらにけんかっ早いのは、英雄の資質ではなく、ただ思慮のない卑しい者が血気にはや...

いたちのさいごっぺ【鼬の最後っ屁】

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鼬が敵に追われるとひどい悪臭のする屁を放って逃げることから、追い詰められた時に最...

いたちのみち【鼬の道】

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鼬は一度通った道を二度と通らない。また、鼬が思う人の前を横切ると、その人と音信不...

いたのまかせぎ、まくらさがし【板の間稼ぎ、枕探し】

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ともにけちな盗人(女)のこと。前者は湯屋(浴室)の板の間で他人の脱衣や持ち物を奪...

いちおし、にかね、さんおとこ【一押し二金三男】

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女をくどくときのコツを重要な順に並べたもの。まずなんといっても押しの強さ、次に財...

いちがのながれいちじゅのかげ、つまづくいしもえんのはし【一河の流れ一樹の蔭、躓く石も縁の端】

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(一樹の蔭一河の流れ他生の縁)(袖摺り合うも他生の縁)とも。同じ川の流れを汲み、...

いちごういちりみずにつきのかげふかく、なみまのにおのうきつしずみつ【一合一離水に月の影ふかく、波間の鳰の浮きつ沈みつ】

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豪傑同士の一対一のチャンバラの緊迫した模様を描写する際のきまり文句。「鳰」(にお...

いちごうとってもぶしはぶし【一合取っても武士は武士】

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たとえ軽輩(浪人者)でも、侍は侍だからそれなりの意地も腕もあるということ。(野ざ...

いちじがばんじ【一事が万事】

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ある一つの事を見れば、他の全ての事情も大方推察できるということ。(厩火事「あァあ...

いちじつせんしゅうのおもい【一日千秋の思い】

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「一日三秋」ともいい、一日会わないとひどく長い間(「三秋」とは九ヶ月の意)会わな...

いちじょういちげ、きょきょじつじつ、さながらにとうのからじしがぼたんにくるうふぜい、せんぺんばんかのはやわざは、みつにうつりしつきかげが、なみにうねうねうねるににたり【一上一下、虚々実々、宛ら二頭の唐獅子が牡丹に狂う風情、千変万化の早業は、水に映りし月影が、波にウネウネうねるに似たり】

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剣豪同士の緊迫した対決の模様を形容するきまり文句。(野狐三次「一上一下、虚々実々...

いちぜんめしはくうもんじゃない【一膳飯は食うもんじゃない】

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盛り切り一杯の飯は葬儀の時死者に供えるため(または囚人に供される食事であるから)...

いちといってにとさがらぬ【一と言って二と下がらぬ】

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並ぶ者がない、最高であるということ。(左甚五郎「わしも日本では一と言って二と下ら...

いちにかんびょうににくすり【一に看病二に薬】

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病気の治療には、医薬よりもまずは手厚い看護が大事である、ということ。(清水次郎長...

いちにんしゅっけすればきゅうぞくてんにうまる【一人出家すれば九族天に生まる】

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誰か一人が出家すれば、その功徳によって、長く一族(九族とは九代にわたる親族のこと...

いちねんのことはがんちょうにあり【一年のことは元朝にあり】

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「一年の計は元旦にあり」。一年間の計画は元日の朝に決めるべきである、という意味。...

いちねんのことはしょうがつにあり、そのつきのことはついたちにあり【一年の事は正月に有り、其月の事は1日にあり】

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→前項「一年の計(または「こと」)は元朝にあり」と同義。何につけても始まりが肝心...

いちねんをはつかでくらすよいおとこ【一年を二十日で暮らす良い男】

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相撲はかつて一年間に、十日の場所が二回行われていた。よって、力士は二十日相撲を取...

「魚屋本多」より

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親方が言ってた、「海ばかりじゃあねえ、陸(おか)にも時化があるぞ」てえのはこのこ...
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