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Channel: 話芸きまり文句辞典 R
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あいてのないけんかはできない【相手のない喧嘩はできない】

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何をするにでも一人相撲では仕方がない、「くだらないけんかを売られても相手になるな...

あいみてののちのこころにくらぶれば、むかしはものをおもわず【相見ての後の心にくらぶれば、昔は物を思わず】

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百人一首にもある藤原(権中納言)敦忠の歌「あひ見てののちの心にくらぶれば昔は物を...

あうはわかれのはじめ【会うは別れのはじめ】

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人と人は出会えば必ず別れというものがある、ということ。「毛吹草」に「あふはわかれ...

あおなにしお【青菜に塩】

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元気だった人が、叱責されたり不運に遭遇したりして、青菜に塩をふりかけたように、急...

あおはあいよりいでてあいよりあおい【青は藍より出でて藍より青い】

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「荀子」より。藍から取った青色は、藍よりも青い=弟子が師匠よりも優れていること。...

あかいかおしておさけをのんであとのかんじょうであおくなる【赤い顔してお酒を飲んで 後の勘定で蒼くなる】

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遊郭で芸者幇間をあげて遊ぶ、その時は極楽にいるような面白さだが、後で勘定、という...

あかいふとんのうえでいわれたことをほんとうにするのはばか【赤い布団の上で言われたことを本当にするのは馬鹿】

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遊女の言うこと(自分に惚れているというセリフ)などを真に受けてはいけない。遊女と...

あかごをすてるやぶはあれども、みをすてるやぶはない【赤児を捨てる藪はあれども、身を捨てる藪はない】

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貧乏して、赤ん坊を捨てることはあっても、自分の身を捨てることはできない。人間は身...

あかんぼのまえでかざぐるままわすようなことをいうな【赤んぼの前で風車回すようなことを言うな】

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「子供の前で~」とも。見え透いた、子供だましの機嫌取りをするな、ということ。(牡...

あきない、てえくらいだからあきずにやらなくちゃいけねえ【「商い」てえくらいだから飽きずにやらなくちゃいけねえ】

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商売は根気よく続けなければものにならない、というシャレを含んだ教訓。(道具屋「な...

あきないはうしのよだれ【商いは牛の涎】

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商売というものは気を長く持ち、利を急いで求めようとせず、客の関心を逸らさないよう...

あきないはばかになれ【商いは馬鹿になれ】

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お客に向かって、利口ぶっていてはいい商売はできない、ということ。だから与太郎の方...

あきのひはつるべおとし【秋の日は釣瓶落とし】

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秋の夕日は沈むのが早いことの例え。(幡随院長兵衛「秋の日は、釣瓶落しと申しますが...

あきれかえってそっくりかえっててんじんさまのわきざし【呆れかえってそっくり返って天神様の脇差】

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菅原道真公(の像)の差している刀が反っていることから、「呆れ返る」の強調表現を洒...

あきれかえるのほっかぶり【あきれ蛙の頬かぶり】

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「あきれ返る」の強調表現。蛙は目が上についているので頬かぶりをすると目が見えなく...

あきんどはそんともとででくらをたて【商人は損と元手で蔵を建て】

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川柳。商人は「この値で売ったら損」「これが元値」という嘘がうまくなければ、儲から...

あくさかんなるときはてんにかち、てんさだまってひとにかつ【悪盛んなる時は天に勝ち、天定まって人に勝つ】

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悪人が調子に乗っているときは、誰もその行いを止めることができないが、やがてしかる...

あくじのさかえるためしなし【悪事の栄える例なし】

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悪い行いをする者が長く栄華をきわめた例はない。いずれ自ら悪行の報いを受けるもので...

あくじのしっぽがわれる【悪事の尻(尾)が割れる】

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「尻(しり)が割れる」。隠していた悪事が露顕すること。(小金井小次郎「惡事の尻が...

あくじはせんりをはしり、こうじはもんをいでず【悪事は千里を走り、好事は門を出ず】

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悪いこと(噂)は、あっという間に遠くまで知れ渡るものだ、ということわざ。逆に良い...
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